野田佳彦の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○野田(佳)委員 野田が続きますけれども、民主党の野田佳彦です。
私は、この委員会に入ったばかりで、比較的ニュートラルな立場で皆さんの御意見をお伺いしながら、自分も判断していきたいなと思っていたのですが、少なくとも自分の住んでいる千葉県において、いろいろな集会をやっても、この移転問題について質問を受けたこともないし、促進をしろという声も聞いたことがないし、国民的な関心という意味においては、受け入れ先になるかもしれない地域の人は熱心だけれども、そうじゃないところはほとんどまだ議論も進んでいないし、そのスケジュールの中で来年候補地を選定していくということは本当にいいのかなという実感を持っています。むしろ、首都圏周辺においても移転すべきだという議論が沸き起こってくるような状況じゃなければ、これほどの大きな事業というのはそんなに拙速に進めるべきではないという印象なんです。
それで、いろいろな移転すべき理由を聞くのですが、国政改革だとかいろいろなことをお話しされますけれども、移転しなくたってやらなきゃいけない問題ばかりであって、移転の問題をすべての万能薬のような議論をされているところに何か私は違和感を感じていまして、これまでの遷都論、これまでの日本の二十世紀の間にいろいろなことが行われた遷都とは違う二十一世紀の移転の仕方でなくてはおかしいと私は思っています。単に物理的な移転ではなくて、先ほど荒井委員がおっしゃったインターネットの問題も含めて、機能を分散してそれをどうやってネットワーク化していくかとか、いろいろな視点でやはり考えるべきものである、これまでの二十世紀型の発想の遷都論ではいけないという意見を私は持っています。
以上です。