中井洽の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○中井委員 自由党の中井です。
 私は、個人的には、天皇陛下にお移りいただいて遷都をすることが、日本の発想の転換、改革のシンボルとして一番簡単だし、また一番衝撃的だと常々思っています。しかし、天皇陛下にお移りいただくということについては議論もあるし、また、東京都が遷都ということについては絶対御反対でありましょうから到底できない。考えて、首都機能移転ということで、やむを得ず賛成をして、今日まで参りました。日本人の発想の大転換、江戸時代から続いている一極集中、これを変えない限り、どんな改革をやっても日本はよみがえらない、こんなふうにも思っています。東京だけの一極集中じゃなしに、各都道府県における県庁所在地一極集中、この弊害も目に余るものがある、こう考えています。
 本日も、各新聞に、世界各国と比べた日本の物価高の数値が出されていますが、この狭い東京に一千万以上の人たちが住むことによって、水をどうするんだ、電気をどうするんだ、道路はどうだ、地下鉄はどうだ、この公共事業費の高さ、ありとあらゆるものがこの一極集中に言いあらわされた弊害となっておる。一極集中のよさもあるんでしょう。しかし、もうここまで来たら、弊害だと思わざるを得ません。そういう意味で、思い切って首都機能を移して、均衡ある国土、あるいはもっと生活しやすい日本というのをつくる、これを目指すべきだ、このように考えています。
 決まってから十年たった。革命をやったわけじゃないですから、民主主義の時代に、これだけの大きな国会や官公庁をぶち壊してほかへ移そうかというんですから、十年、十五年かかります。私は、ありとあらゆる中から御判断をいただいて実行していく、このために、当委員会として着実な論議を重ねて、そして要所要所決断をしていく、このことが必要だと思っています。

発言情報

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発言者: 中井洽

speaker_id: 7661

日付: 2001-06-13

院: 衆議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会