片山虎之助の発言 (総務委員会)
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○片山国務大臣 今お話しのように、一月六日に新しい総務省が発足しまして約三カ月たちました。私も三つの融和ということは大変心配いたしましたが、おもしろいもので、同じところにいて毎日顔を合わせて、いろいろな会議をしたり、相談しておりますと、だんだん打ち解けてくるのではないか、こう思っております。最高幹部会議、省議その他も、局ごとの会議もやっておりますし、それから若い人中心にPT、ワーキンググループをつくりまして、特定のテーマで三省庁の中堅、若手の方に一緒にいろいろな作業をしてもらっておりまして、きのうもそういう会合をいたしましたが、雰囲気としては大変よくなっている、だからそれをさらに助長していくのが私の役目かな、こういうふうに思っております。
そこで、今委員からお話がありましたが、それでは具体的に三つの省庁でどういう統合のメリットが出ているか、こういうことでございますが、まず郵政省と自治省は、この国会でもう法案を出させていただいてこれから御審議をお願いするのですけれども、郵便局と市町村行政との連携ですね。市町村が今後合併をしていくことになりますと、コミュニティーと市町村の間にかなり距離ができる。そこで、郵便局にコミュニティーのケアといいますか、センター的なことをやっていただくというようなことを含めまして、郵便局で住民票の写しでございますとか、いろいろな証明書の交付だとか、戸籍謄本、抄本だとか、そういうことのワンストップサービスができるようにしよう。あるいは、地域のIT化も郵便局と市町村と相談してやってもらおうということを一つ考えております。
それから、郵政省と総務庁では、これは電子政府の実現ということが大きなテーマでございまして、国民の皆さんが政府に対します申請や届け出をインターネット等でオンラインでやる、あるいは、いろいろな手続を、今はもう何カ所も窓口に行っていろいろな書類を出して、こういうのも、一カ所に行けばそこが総合的な窓口で引き受けて、あとは内部関係で連絡をして処理してもらえる、こういうふうな電子政府を旧郵政省と旧総務庁の統合によって行おうと考えております。
それから、旧自治省と旧総務庁は、国の行革というのは総務庁、地方の行革は自治省でございましたが、今度は、国、地方を通じる行政改革、行政の簡素効率化をこの旧二省庁の連携によってやっていただこう、こう思っております。当面、これもこの国会で御審議をお願いしますけれども、行政評価、政策評価の法案を出させていただきますが、これは法案自身は国、政府の方のそういう評価法でございますが、私は、地方団体も一緒に国とはずを合わせて地方における政策評価、行政評価をやってもらおう、これも旧総務庁と自治省の連携でやってもらおう、こういうふうに思っております。
さらに、三省庁でIT化、情報化を、官民あわせて、中央、地方あわせてできるのは総務省だけではないか。国も地方も、官も民も、こういうトータルでの情報化戦略を私どものところでやろうと。
こういうことでメリットを積み重ねていけば、なるほど三つは性格が違うような感じもあったけれども、一緒になってみればよかったなと。結婚でもそうですよね。あの二人、うまくいくかと思ったら、結婚してみると大変うまくいくという例もありますので、ぜひ国民の皆さんにそういう御評価を賜るように頑張ってまいろう、こう思っております。