河野洋平の発言 (本会議)
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○国務大臣(河野洋平君) 今回の事件につきまして、外交を預かる者として、国民の皆様の信頼を裏切ったことにつき、心からまずおわびを申し上げます。
外務省として、全力で調査を行い、その結果、松尾元室長個人が少なくとも平成九年十月から平成十一年三月までの間に公金を横領し、私的目的のために使用していた疑いが明白となりましたので、警視庁に対しこれを告発したところでございます。
でたらめな報告書とおっしゃいましたけれども、私はそう思っておりません。もとより、強制的な捜査権を持たない調査には限界があって、これまでの外務省の調査をもってすべてが明らかになったとは考えておりません。現在、本件は警察の手にゆだねられており、全容解明のため捜査当局に積極的に協力をいたしております。また、外務省の調査委員会を存続させまして、必要な内部調査も継続をいたしております。
外務省報償費につきましては、情報収集及び諸外国との外交交渉あるいは外交関係を有利に展開するために使用されていることから、具体的使途を公表することは行政の円滑な遂行に重大な支障を生じせしめると判断しております。
他方、本件を未然に防げなかったことは、外務省としてのチェック体制に不備があったことによるものであって、この点につき深く反省をし、外務省の経理処理体制などについては、今後、二重三重の監査体制を設置するなど、組織体制の抜本的な改善策を講じていくつもりであります。
私といたしましては、今回の事件に対する厳しい反省に立ち、襟を正して真相究明と抜本的な再発防止に取り組むことが私の責任と考えておりまして、これにより、外交に対する国民の信頼を回復すべく、全力を尽くす考え方でございます。
松尾元室長の競走馬購入と私との関係についてお尋ねがございましたが、私自身が松尾元室長の競走馬購入について関係しているという事実は全くございません。後援者はどうかということも御質問に入っておりますが、後援者の業務のすべてを知る立場に私はございません。(拍手)
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