浦田賢治の発言 (憲法調査会)
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○参考人(浦田賢治君) 議院内閣制なるものをどういうふうにとらえるか、特に定義をどうするかということによって答えはイエスでもありノーでもあるということになると思います。
まず、議会の多数派が首相を選んで首相が組閣をする、そうしてできた内閣が国会に対して責任を負う。これを議院内閣制ととらえますと、これはイギリスやフランスで百年、二百年の単位で行われてきたものであります。ところが、今、小川議員が御指摘の森内閣の支持率と小泉内閣の支持率がかくも違う、これは議院内閣制という観点から見るとどう理解したらよいかということであります。
私は、一つの観点からすると、それは小川議員が議院内閣制なるものと世論調査なるものとをイコールにしていらっしゃるからだというふうに言うほかはないと思います。ワンイシューでもって世論調査する、例えば新首相の人気投票をやる場合、この人気投票の結果、高い得票率が出た。ところが、森首相の場合についてはどうかというと、人気投票において低い率しか出ないと。このワンイシュー、ある首相を好きか嫌いか、そういうワンイシューでの世論調査の結果なるものと、議院内閣制が民意を反映して議員を選び、その議員が首相を選ぶということとは、これは別のことであると言った方がよろしいかと思います。