本田良一の発言 (国際問題に関する調査会)

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○本田良一君 本田です。ありがとうございます。
 私は、民主党は佐藤さんが申し上げましたので、この国連安保理のテーマと違いまして申し上げたいのは、参考人の中に、日米間の、特にアメリカが日本を重視しているということを強調しておられた参考人がおりました。その中の引用の仕方も、ちょうどえひめ丸事件が起きまして、それにアメリカが謝罪をした、そこが非常に今日アメリカが日本を重視しているんだと、そういう表現で言っておられましたから、そのことについて、私もあのとき時間があれば参考人に質問を問い直したかったわけです。
 よって、きょう申し上げますが、私はその参考人に、そのように信じてはいけないと思う、必ずどんでん返しが恐らくありますよと。日本に対する、日本国民に日米間の重視のこの存在を、ちゃんとした結論的なメッセージを出すということはあり得ないと。
 それは、常に私の頭の中にあるのは、あの極東裁判の状況です。それは、キーナンという弁護士が、それはもう本当に、私たちがまだ高校生ぐらいでしたけれども、それを何回見ても、今もだけれども、このすばらしい民主主義の法廷というものを、キーナンは勝者であるにもかかわらず、日本の立場で弁護活動をやりました。よって、これが本当に民主主義のやはり定着をしている法廷の裁判かなということで私は関心を持って、今日もそのことが一つの私の民主主義の、デモクラシーの根底にはあるわけですけれども、しかし最終的に裁いたのは勝者の論理で裁いたわけですね。
 よって、こういう軍事的な行動によって、平和の状況でも、日米安保、安全保障があるにもかかわらずこういう事件が起きてしまった。そのことについて、恐らく勝者の結論を下すんではないかと。あの裁判は、今日まで日米安保という日米の友好的な基本があるにもかかわらず、常にアメリカは日本に最終的には勝者の論理で、経済にしろ軍事にしろ、そういうあり方で、今日までいかんともしがたいメッセージで我々は怒りを覚えたことが何回もあると思います。それを今回もやはりアメリカはやりつつあります。
 よって、軍法会議にもかけない、一般の刑事裁判でもやらない、そういうふうな状況を今報道されつつあるときに、この国際問題調査会が、調査会ですから何かの決議ができるかわかりませんけれども、国会でやるべきことであろうと思いますが、何かのメッセージをアメリカに対して送ることができれば、私はこの調査会でその結論をひとつ出していただけないか、委員長にちょっとお願いするところです。
 以上です。

発言情報

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発言者: 本田良一

speaker_id: 22337

日付: 2001-04-18

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会