田英夫の発言 (国際問題に関する調査会)
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○田英夫君 今ちょうど中国、北朝鮮のことを言われましたから、私もそんなことを考えていたんですが、もう任期が切れる者が次のことを言う資格はないかもしれませんけれども、今までこの調査会あるいはその前の特別委員会のときも参加させていただいていましたが、非常にいい議論を続けてきて、大きなテーマでやってきましたけれども、ある一つの特定の国を対象にして議論するということはなかったと思いますが、そういうことをもし乗り越えることができるなら、中国を考えるというようなそういうことができないかなと。
私のような年寄りから見ると、戦後ずっと見てきますと、戦前などと比べると、日本の若い皆さんがもうほとんどアメリカを見て育って、アメリカの文化が無意識のうちに日本の中にしみ通ってきていると。だから、意識しないでももうアメリカということについてはかなり血になり肉になっちゃっている部分があるにもかかわらず、アジアの何千年の交流のある中国については改めて考えないといけないんじゃないかなという状態にある。そのことが原因で、また嫌中という気分も日本の多くの人の中にあるんじゃないかと思います。
ぜひひとつ、そういうことも許されればお考えいただければと思います。