速水亨の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(速水亨君) 森林交付税に関しましては、私ども林業経営者におきましても非常に重要な点だと思っておりまして大変期待をしておりますし、皆様の市町村等の運動に関しましても協力をしていきたいというふうに常々思っております。
 もう本日のすべての参考人の方々がお話しされましたように、非常に林業の経営自体が産業として成り立ちにくくなりながらも、環境的な要素に重きを置かれ始めたということがございまして、それを国民のために発揮させるために我々は日常的に森林管理に励むわけでございますが、どうしてもそこの資金が出てこないというのがもう正直なところでございます。
 当然、林業経営者におきましては、市町村等にあるいは県等に助成をお願いするわけでございますが、もう御存じのようにそれぞれの自治体が非常に厳しい状態だということになっておりまして、ましてや現在、地方交付税の問題がいろいろ取りざたされておりますので、大変心配をしております。
 そういう中で、森林というものを国民的な財産としてお認めいただくことによりまして、確実に森林を維持するための財源というものが何かしら出てこないと、国土の六五%を覆っているという森林の管理というものに対して、我々山村に住む者、そして経営者として責任を持ち切れないというのが正直なところではないかと思っております。
 それとともに、先ほど少し申し上げましたように、税の問題、つまり、行政に対してお金が入るというだけではなくて、森林自体に直接資金が流れ込むような仕組み、これは民間の資金が森林にもう一度流れ込む仕組みというものを何らかの形で考え出していただければと、そのように思っております。
 現在、大変厳しい経済状態とはいえ、新聞等を拝見しておりますと確実に利益を上げている企業もございますし、あるいは林業のように非常に厳しい状態もある。それをなるべくならすような、それが誘導策としてできれば、皆さんが森林に投資する、あるいは山村に投資することに何らかのメリットを民間の経営者がお持ちになっていただける税の仕組み、あるいは投資の仕組みというものを今後つくっていく必要があるのではないかなと、そのようにも考えております。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 115115007X02220010622_017

発言者: 速水亨

speaker_id: 33796

日付: 2001-06-22

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会