郡司彰の発言 (農林水産委員会)
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○郡司彰君 今の次長の逆な言い方をすると、林業というのは生産過剰がないんだというような言い方をする方がいらっしゃいます。例えば、蓄財といいますか、山にそれを資源という形でもって確保しておくことができて、必要なときに切り出すということが可能だというようなことになるんだろうと思います。いろんな昔の人の話やなんかをお聞きしますと、例えば幕府とか藩が林、森を随分持っていた、その木を切らないというような形があるんだという話をこの前もだれかされておりましたけれども、そのような形で残ってきた林、森を明治以降の新たな時代の変遷の中で、要望の中で大変に材として使うことができたというようなことがあるんだろうと思います。
そこで、前回の委員会から、大臣の答弁もございましたけれども、自給率という話が出てまいりまして、私自身は、自給率が低ければいいという思いはもちろんなくて、高いにこしたことはないだろうというふうに思っているわけであります。ところが、材木、木材というものがどれほど有限性を持っているのかということが一つありますし、それからまた、日本の経済の動向を見まして、いつでもほかの国から買えるんだぞというような経済がどれほど持続をするかということも考えなければいけないと思うんです。
私は、一方において、自給率を高めるという議論だけではなくて、先ほど言いましたようにストックとして山にそういう財力を蓄えておく、蓄財をしておく、こういうような考え方があってもよろしいんではないかなというふうに考えておりますけれども、大臣、どういうお考えでしょうか。