武部勤の発言 (農林水産委員会)

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○国務大臣(武部勤君) WTOの関連ではちょっとよく私もわかりませんけれども、公共事業が富の再配分とのかかわりについてどうのこうのということについては、私は余り問題意識は持たない方です。
 しかし、公共事業の中で、今後、私どもは、人と自然との共生とか美しい国づくりということを掲げて、いわゆる循環型社会の構築を目指しているわけであります。その循環型社会の構築ということになれば、いわゆるリデュース、リユース、リサイクルというような、そういう小さいサイクルで循環型ということを想定しているわけではありませんで、国土全体ですね、人間も自然界の一員である、国土全体がそれぞれ血が通っている、あるいは神経が張りめぐらされている、そういうような一つの一体的なものと考えたときの循環型社会というようなことを想定して、私ども、都市と農山漁村の交流、対流とか共生とかということも主張しているわけでありまして、そういう意味で、さまざまな公共事業ということも、人と自然との共生というような観点で、木材も、国産材も公共事業に多用していくという世界はたくさんあると思うんです。しかし、これがいわゆる外国の輸入との関係で、あるいは富の再分配というような関係でどうあるべきかというような、そういうことと関連づけるのはいささか私は難しいのじゃないのかなと、かような見解を持っております。

発言情報

speech_id: 115115007X02420010628_028

発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2001-06-28

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会