太田豊秋の発言 (本会議)
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○太田豊秋君 ただいま議題となりました三案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、林業基本法の一部を改正する法律案は、森林の有する多面的機能への国民の要請、林業活動の停滞その他の森林及び林業をめぐる諸情勢にかんがみ、森林及び林業に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、林業基本法を改正し、基本理念及びその実現を図るのに基本となる事項等を定めようとするものであります。
なお、衆議院において、森林の適正な整備及び保全を図るに当たっては、山村において林業生産活動が継続的に行われることが重要であることにかんがみ、定住の促進等による山村の振興が図られるよう配慮されなければならないこととする等の修正が行われております。
次に、林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案は、近年、林業生産活動が停滞し、森林整備水準の低下等が懸念されている状況にかんがみ、意欲を持って林業経営の改善に取り組む者に対する支援を強化し、これらの者に経営や施業を集約化することにより、適切な森林施業の確保を図るための措置を講じようとするものであります。
次に、森林法の一部を改正する法律案は、近年、森林の有する公益的機能の発揮に対する国民の要請が多様化、高度化する一方、管理が適正に行われていない森林が増加する等、森林・林業をめぐる情勢の変化に対応し、森林の有する公益的機能を重視し、かつ、地域の実情に即したきめ細かな森林整備を推進するための措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、三案を一括して議題とし、参考人を招致して、その意見を聴取するとともに、現行林業基本法が果たした役割とその評価、森林・林業基本計画と木材自給率向上のための施策、多面的機能の発揮のための森林整備と社会的コスト負担のあり方、林業再生のための条件、林産物の利用促進と国産材の需要拡大、山村地域での定住確保策等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終了したところ、林業基本法の一部を改正する法律案について、日本共産党を代表して笠井委員より修正案が提出されました。
まず、林業基本法の一部を改正する法律案について採決の結果、修正案は賛成少数をもって否決され、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案及び森林法の一部を改正する法律案について順次採決の結果、両法律案はいずれも全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告を申し上げます。(拍手)
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