伊吹文明の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(伊吹文明君) 御報告を申し上げます。
三月二十四日の十五時二十八分に安芸灘を震源とするマグニチュード六・四の地震が発生をいたしまして、広島県の河内、大崎、熊野町で震度六弱が観測をされました。
先生からもおっしゃいましたが、私からも、広島、愛媛両県で二名の方がお亡くなりになりましたので、その御遺族に対し心から哀悼の意をあらわしますとともに、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げたいと思います。
まず、被害でございますが、今回の地震では、先生お話しのように死者は二名、負傷者は百七十六名、それから住居の全壊は十三棟、半壊が四十四棟、一部損壊が五千棟を超えております。それから公共建物が二十棟、文教施設が四百カ所余りに被害が生じておりますと同時に、特に呉がひどかったわけですが、水道の断水が約四万八千戸、当初には生じました。
政府といたしましては、当日十六日に内閣官房に、総理大臣臨時代理である官房長官も御出席の上、関係省庁の局長級の職員から成る緊急参集チーム会議を開催いたしました。同時に、ロシアを御訪問中でありました総理にも御連絡をとり、総理から、被害の実態の把握に全力を挙げ、万全の対策をとるようにという強い御指示をいただいております。
官房長官から、広島、愛媛両県の知事と電話で連絡をとりまして、現地の実情も把握をいたしました。また、内閣府では災害対策関係省庁連絡会議を開催いたしまして、各省庁が縦割りで持っております情報を共有するようにいたしますとともに、現地の連絡のために三名の職員を広島に派遣いたしました。
現地からの情報では、その後それ以上の被害が拡大するということはございませんでしたので、午後七時をもって内閣官房の対策室を閉じまして、以後は、先ほど来お話がありました余震等による事後被害、それから情報の収集、それから今後の復旧対策を中心に内閣府に仕事の中心を移しております。
昨日でございますが、坂井内閣府副大臣を広島県に派遣いたしまして、現地で知事それから広島市長、呉市等との話し合いをさせていただきました。また、地元の要望を承ってきております。同時に、今村国土交通大臣政務官が、道路交通網等の被害がございますので同行していただきました。
電気、ガス、水道、道路等にも被害が発生をいたしまして、新幹線も御承知のとおりとまったという状況でございます。呉市内の円滑な水道、水が途絶えておりましたので、水道の供給のために自衛隊が大変な協力をいたしまして水は十分供給できたと。その後、関係省庁、地元市町村の御努力により、三月二十六日現在では、一部の水道、道路を除き復旧はおおむね完了したということでございます。
今後、災害の復旧のために、地元市町村のお話を伺いながら内閣一体となって取り組みたいと思っております。
以上、御報告いたします。