齋藤勁の発言 (予算委員会)
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○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。
本予算委員会は、総理が出席をする閉会中審査としては実に三十五年ぶりの開会というふうに聞いています。
米国での同時多発テロ、これに起因するニューヨーク市場と東京市場での株価急落、日本経済の先行き不安、史上最悪を記録した失業情勢、参議院選挙における高祖憲治氏派の選挙違反事件、後を絶たない外務省不祥事、狂牛病をめぐる農水省、厚生省の対応など、我が国政治が当面する課題は山積をしております。こうした中で開かれる予算委員会は、全国民注視の的になっており、国権の最高機関たる立法府がこのような山積する課題に対し適切な審議を行い、一致して有効な対策が立てられるであろうことを国民は期待をしていると思います。
良識の府参議院に議席を有する私たち参議院議員、こうした国民の負託に真摯にこたえるべく、与党、野党という立場にこだわらず、当面する課題に一致して立ち向かわなきゃならないということを質問に先立ち強調しておきたいと思います。
まず、米国で発生した同時多発テロで亡くなられた方に心から哀悼の意を表し、御遺族と今なお行方不明の方々とその御家族にお見舞いを申し上げます。
五千人を超える死者、行方不明者を出した今回の大惨事は、自由と民主主義、人間の尊厳、世界の平和と安定を求めるすべての国民、国家に対する許しがたい挑戦であります。テロリズムは人道と正義に反する行為であり、我々はこれを断じて許すことはできません。世界が一致して、暴力に屈することなくテロに対して毅然として立ち向かっていくべきだと思います。テロ防止や根絶への最も有効な対策は、テロに対してこのように毅然たる態度を示すことは言うまでもない。
もう一つ、誤ってはならないことは、毅然たる態度をとるということは、武力による報復攻撃だけということではないということについても述べなければならないと思います。
幾つかこういった前提におきまして、総理、関係大臣にお尋ねしたいと思います。
まず、今回の事件発生時、いわゆる官邸、総理、テロ対応に甘さがあったんではないか。事件発生後の総理、このことについての対応について、こういった指摘がありますが、このことについての見解をお述べいただきたいというふうに思います。