木川真の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)

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○木川参考人 銀行員の立場からちょっと発言をさせていただこうと思いますけれども、先ほど私、冒頭に申し上げましたように、実は、ワールド・トレード・センターがテロの対象になったというのは、金融の観点からいうと非常に重要なポイントになっていると思います。
 金融活動自体がボーダーレス化をしていまして、我々、人も世界じゅうに散らばって活躍をしていますし、金融自体が、どこで何がボタンを押されようとも、一瞬にして世界じゅうを駆け回るわけでございます。
 そういう意味で、ニューヨークでああいう事件が起こった、それで、ああいう建物が崩れ、それから人がたくさん犠牲になられているということだけではなくて、我々が震えたのは、世界じゅうの金融が壊れるかもしれないという恐怖感だったわけでございます。そういう観点で、あの問題は、日本で起こったことと同じような次元で、我々、当事者で考えざるを得ないんだろうということでございます。
 大手町も、世界に冠たる金融市場、国際金融市場でございます。そこで、我々がこういうテロが起こらないように防衛する、自衛措置を講ずる、民間企業としてもやるというのは当然でございますけれども、この前の事件でおわかりのように、事が起こった場合に瞬間的に国あるいは中央銀行が正しい措置を講じていただけなければ、実は、我々、今こういうふうにゆっくりとお話ができるような状況じゃなかったかもわからない。それと同じような事態が仮に東京で起きて、それで日本発の金融不安の連鎖が始まったということになりますと、これはやはり大変な問題になろうかと思います。
 そういう意味で、国として、あるいは中央銀行として、今からそういうものに対する備えをしていただきたい。米国政府が、あるいはFRBが何をやったかということは一々申し上げませんけれども、ありとあらゆる金融措置を瞬時に講じられました。そういうことについての準備は怠りなくやっていただきたいというのが私の意見でございます。

発言情報

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発言者: 木川真

speaker_id: 15471

日付: 2001-10-13

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会