田中眞紀子の発言 (本会議)

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○国務大臣(田中眞紀子君) まず、北方四島周辺水域におきますサンマ漁問題につきましてお尋ねでございます。
 政府といたしましては、本件が我が国の領土主権にかかわる重要な問題であるとの認識のもとで、総理を初め私からも関係国等に抗議を行うとともに、ロシア側に対しまして誠意ある対応を求めてまいりました。
 九月十日、十一日の日ロ協議におきまして、双方は、この問題について相互に受け入れ可能な解決策を早急に見出すことで一致しており、十月九日の次官級協議を経て、先般の上海での首脳会談において、双方は、解決策を模索するための話し合いが続けられていることを歓迎いたしました。
 また、本件につきましては、今月二度にわたって行われました日韓首脳会談の結果を踏まえて、日韓の間でもハイレベルの実務者協議を行っているところでございます。
 政府といたしましては、この問題を早期に解決するために、関係国と引き続き真剣に協議を行っていく考えでございます。
 次に、北方領土問題についてのお尋ねでございます。
 先般の日ロ首脳会談におきましては、歯舞、色丹の返還の態様の議論と国後、択捉の帰属の問題の議論を同時に、かつ並行的に進めていくことでおおむね一致いたしました。
 これは、歯舞、色丹の引き渡しについては一九五六年の日ソ共同宣言で既に合意されているという意味におきまして、歯舞、色丹の問題と国後、択捉の問題との間に交渉の進捗状況に違いがあるという事実を踏まえ、今後の交渉をどのように進めていくべきかという観点から両首脳間で話し合った結果、基本的な一致を見たところでございます。
 政府といたしましては、北方四島の帰属の問題をまず解決して、そして平和条約を締結するとの一貫した方針をとっており、このような方針に一切変更はございません。(拍手)
    〔国務大臣武部勤君登壇〕

発言情報

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発言者: 田中眞紀子

speaker_id: 23495

日付: 2001-10-30

院: 衆議院

会議名: 本会議