保利耕輔の発言 (本会議)
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○保利耕輔君 ただいま議題となりました両法律案について、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
まず、刑法の一部を改正する法律案について申し上げます。
本案は、自動車運転による死傷事犯の実情等にかんがみ、事案の実態に即した処分及び科刑を行うため、所要の法整備を行おうとするもので、その主な内容は、
第一に、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させるなど悪質かつ危険な自動車の運転行為により人を負傷させた者は十年以下の懲役に処し、死亡させた者は一年以上の有期懲役に処するものとすること、
第二に、自動車を運転して業務上過失傷害罪を犯した者について、傷害が軽いときは情状によりその刑を免除することができるものとすること
であります。
次に、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について申し上げます。
本案は、財産刑、自由刑等の裁判を的確に執行するため、所要の法整備を行おうとするもので、その主な内容は、裁判の執行に関し、検察官等による公務所または公私の団体に対する照会権限を定めようとするものであります。
両案は、内閣から提出され、去る十月三十一日本委員会に付託されたものであります。
委員会においては、十一月二日森山法務大臣から提案理由の説明を聴取した後、六日から質疑に入り、七日には参考人から意見を聴取するなど慎重に審査を行い、本日質疑を終局し、採決を行った結果、両案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、刑法の一部を改正する法律案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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