塩川正十郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(塩川正十郎君) 私に対する御質問はほとんど総理がお答えいたしましたので、重複すると思うのでございますが、念のため、私の考えておりますことを申し上げたいと存じております。
 まず最初にお尋ねがございましたことは、経済対策のために、景気対策のために、さらなる財政出動をしたらどうだろう、三十兆円にこだわることはなぜだという御質問でございます。
 私たちは、三十兆円を主張しております大きい理由の一つといたしまして、一つは、財政に節度をつけるということが大事でございますのと、それから、現在、税収が五十兆に対しまして、借入金が三十兆を超える国債発行をもって予算を編成するということ自体が異常な事態であると思っておりまして、これはできるだけ収縮する方向に持っていくべきであると思って努力をしておるところでございます。
 このようなことから見まして、国際的信用を確保するためにも、ぜひ国債の発行をできるだけ抑制していくことが重要であろうと思っております。今回提出いたしました補正予算はそのような考えに基づきましていたしたものでございますが、どうぞ御趣旨を御勘案いただきまして、速やかに御可決いただくようお願い申し上げたいと存じます。
 なお、道路特定財源の一般財源化の問題についてお尋ねがございました。
 このことについても総理が答弁いたしておりますけれども、なおつけ加えさせていただきますならば、道路特定財源のその一部につきましては、十四年度予算で確実にこの実施を図っていきたいと思っております。現に、十四年度概算要求の中に、自動車重量税等の財源の一部を広く道路に関係する事業等に拡大して活用することといたしておりますので、この方針は変わっておらないで、今後とも継続してやっていきたいと思っております。
 また、日本道路公団ほか三公団についてでございます。
 この件につきましては、現在、種々御審議されておるところでございますけれども、今後は、道路に限らず、すべての公共事業等におきまして長期の計画は必要でございますので、長期計画はぜひひとつしっかりとつくっていただきたいと思うのでございますが、これが直ちにその計画と予算の拘束をする関係をつくっていくならば、そうした場合は財政の硬直化を招きますので、計画はどんどん進めていただくが、しかし、予算の縛りはぜひとも自由にしていただくような、そういう計画であってほしいと思っております。
 したがって、今後の計画につきましては、できる限り、我々も実情に沿った運用をしていきたいと思っております。(拍手)
    〔国務大臣坂口力君登壇〕

発言情報

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発言者: 塩川正十郎

speaker_id: 27804

日付: 2001-11-09

院: 衆議院

会議名: 本会議