坂口力の発言 (本会議)
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○国務大臣(坂口力君) 仙谷議員から三問ちょうだいをいたしました。
一番最初は、現行の緊急地域雇用特別基金事業の総括についてのお尋ねでございました。
現行の基金事業につきましては、先ほど総理からも御答弁をいただきましたが、二千億円で平成十三年度末までに三十万人の雇用創出を目標として実施しているものでございます。平成十二年度末までには、千三百四十億円の事業費によりまして、約二十二万人の雇用・就業機会が創出されたものでございます。
本事業は、地方公共団体が創意工夫を凝らしていただきまして、そして、自主的にお取り組みをいただくということを内容としてきたわけでございまして、多くの場合には雇用創出効果があったというふうに思っておりますが、一部には雇用創出効果の低いものもあったことを反省いたしております。全体といたしましては着実な成果を上げているものというふうに考えております。
なお、こうした点も踏まえまして、現行の交付金の実態も踏まえまして、今回のものにつきましては、失業者の雇い入れを中心とするなど、ひとつ見直しも行いながら、より雇用創出効果を高めていきたいと考えているところでございます。
それから、次には、教育訓練と職業紹介が有機的に結合された民間の仕組み等についてのお尋ねでございました。
この点につきましての基本的な考え方は、これも総理からもお答えをいただいたところでございます。
現在でも、ホワイトカラーの職業を取り扱います民間の職業紹介事業者のうち約二割程度が、教育訓練の事業を兼務しておるところでございます。この割合をより高いものにいたしますために、民間の職業紹介事業者が教育訓練の事業も兼務できることが可能であることを、もう少しよくPRしていかなければならないというふうに思っておりますので、それに努めたいというふうに思います。
また、今般の補正予算案におきまして、民間機関の積極的活用という観点から、新たに、民間の職業紹介事業者を活用して、離職予定者に対する再就職支援を行う事業主に対する助成措置の創設などにつきましても、所要の経費を盛り込んでいるところでございます。
最後に、キャリアカウンセラーにつきましての御質問をちょうだいいたしました。
厳しい雇用失業情勢の中で、雇用のミスマッチの解消を図り、失業者の早期再就職を図りますために、今後五年間で五万人のキャリアカウンセラーを養成したいというふうに考えているところでございます。
御指摘いただきましたように、指導的人材も含めて、キャリアカウンセラー養成のためのカリキュラムを、文部科学省や民間の関係団体との連携協力のもとに早急に開発いたしまして、キャリアカウンセラーの養成に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。(拍手)
〔国務大臣柳澤伯夫君登壇〕