塩川正十郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(塩川正十郎君) 私に対するお尋ねは、税収が五十兆円を割り、反面、一兆円の純剰余金を発生している背景、そして、公債発行額が三十七兆五千億円余に上っておる、こういう十一年度決算において、公債依存度が四二・一%になったという厳しい財政状況であるのをどう考えておるかというお尋ねだったと思っております。
仰せのとおり、この十一年度に関しまして四二・一%という高い公債依存度になったことは事実でございますが、しかし、この年、十一年度におきましては、厳しい景気状況に対応するために六兆円の恒久減税をしたということが一つございますことと、それからさらに、景気振興のために社会資本の整備を中心とした大規模な経済対策、すなわち公共事業中心でございますけれども、これに約七兆円の資金を充てた、こういうものが重なりまして高額な公債発行になったということでございまして、この点は御理解いただきたいと思っております。
ついては、こうした大量の公債発行に依存した財政運営というものは、持続性がございませんし、また甚だしく国力の消耗にもつながるということもございますので、したがって、平成十三年度以降におきましては国債発行額を三十兆以下に抑えようという方針のもとに取り組んでまいったところでございまして、来年度におきましてもこの精神を貫いて予算編成に当たりたいと思っております。
極力、国債の発行を抑制し、安定した財源に基づく財政運営をしていきたいと思っております。(拍手)
〔国務大臣武部勤君登壇、拍手〕