2002-04-11
衆議院
松沢成文
憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会
松沢成文の発言 (憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会)
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○松沢小委員 民主党の松沢成文でございます。よろしくお願いいたします。
二院制の意義ということで、先生は、日本もこれだけ人口が多くて、民意を集約していくプロセスとしてやはり二院制があった方がより好ましい、こんな御説明もありましたけれども、諸外国で二院制になっている国はたくさんありますが、非常に歴史的な背景があったと思うんですね。
例えば、アメリカの場合は、植民地が州として独立して、州の権限が非常に強かった。その上で、連邦国家をつくる上で、この州の代表としてしっかり物を言わせてほしい、これが上院の起源だと思うんですね。人口比例の下院と州代表の上院という形の歴史的背景を持った二院制。また、イギリスの場合も、長い間国王と貴族の対立が中世からあって、その中で、庶民院に対して貴族院というのができ上がった。この貴族院の方も、今ブレア政権のもとで、世襲貴族はだめだとか、終身貴族だけにしようとか、さまざま改革がなされているようですが、イギリスの中世からの歴史のもとに二院制が成り立っているわけです。
そこで、日本なんですけれども、明治憲法でも、たしか貴族院と庶民院ですか、こういう形になったと思うんですが、果たして、日本において二院制を積極的に位置づける歴史的背景というのがあったかどうか、私はちょっと疑わしいんですけれども、その辺は、先生はどのように御考察されていますでしょうか。