坂口力の発言 (厚生労働委員会)

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○坂口国務大臣 高齢者医療制度につきましては、医療制度改革の中でも極めて重要な課題でありますし、これまでさまざまな提案が行われてまいりましたが、それぞれの立場によりまして議論が分かれていることも事実でございます。
 今後の高齢者医療制度の検討に当たりましては、当面の保険財政の安定でありますとか、関係者間の利害得失といった観点だけではなくて、高齢化のピークを迎えますときの医療保険制度の安定的な運営を確保する、そういう中長期的な視点から検討を進めていかなければならないというふうに思っております。
 その際、御指摘のように、医療保険制度全体の体系のあり方を見直します中で、高齢者医療制度をどう位置づけるのか、財源につきましては、保険料そして公費そして患者負担をどのような組み合わせで、どう確保していくのかといった点が一つ。もう一つは、医療の質を確保しながら老人医療費の伸びをどう適正化していくのかというのが、もう一つの点であろうかというふうに思っております。
 今までさまざまな御意見があり、そして今日までなかなかここが決定しにくかったのは、やはり、制度、システムというものを先に論じてまいりましたために、私は、結論がつきにくかったというふうに思っております。この委員会でも何度か御質問にお答えを申し上げましたとおり、保険料そして公費そして自己負担というその割合を、そしてまたその財源をどう確保するかということをまず先に決めて、それに従って、最も適切なシステムを選ぶことが大事ではないかというふうに私は思っている次第でございます。
 そうした意味で、今後、最も重要な問題として取り組まなければならないわけでございますが、この件につきましても、早く厚生労働省としての考え方を取りまとめたい、現在取りまとめを進めているところでございまして、早ければ七月、遅くなりましても八月の中ごろまでにはこの考え方をおまとめをして、そして全体で御議論をいただくようにしたいというふうに思っているところでございます。

発言情報

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発言者: 坂口力

speaker_id: 22554

日付: 2002-06-14

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会