古賀一成の発言 (国土交通委員会)

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○古賀(一)委員 今の大臣の答弁で、等の中に入る、こうなんですが、等と書いてあれば入るんでしょう。でも、それでは、実際のところ、この法律が施行されまして、東京で動いていく。でも地方の人たちは、実際はこの動きには乗っていけないと私は思うんですよ、今の説明だけでは。だって、大都市圏と県庁所在地等と書いてあって、聞かれれば、その中に、等は田舎の中小都市も入りますよというぐらいの程度だと、この法律で仕組まれた一定の手続がずらっとあるわけですね、これに追いついていけないと思うんです。
 むしろ私は、今言ったように、聞かれれば、等の中に地方都市は入っていますよという、そういう発想ではなくて、むしろ、地方頑張れ、こういう新しいメニューを設けた、だから、地方こそ一つの自分たちの民間の知恵で新しいデザインによるそういう案を持ってこい、それがスタートだということをもっとはっきり言わない限り、この法律は、いわゆるできレースと言ったら失礼かもしれませんけれども、こういう動きを知っている大都市圏における大手ディベロッパーを中心に、それでちょんになるということに私は帰結すると思うんですね。それはいかにも、先ほど言いました国土の均衡ある発展、あるいは地方都市の今の現状というものから見て、私は惜しいと思うんですよ。
 私、これと全く同じ案件で、この十年間陳情を受けた話が実はあるんです。これは一回この前にも申し上げましたけれども、私の地元に大川という町があるんです。扇大臣よく御存じだと思います、家具の町。家具不況あるいは全体的な不況の中で、大手の東京の問屋が倒産した、結局回り回って、自分たちはこつこつと今までの仕事をやっていたんだけれども、結局資金繰りがつかない。何と数十人の方が首をつっているんですよ。本当に気の毒。家族の方は、うちのお父さんが首をつるんじゃないかと思って、横の部屋で寝ずに番をしているという話まであるんです。
 商店街も、相変わらずというか本当にゴーストタウンのようになっているんです。こういうところに実は新しいまちづくりをしようということで、ある、これは通産省の関係のいわゆる融資事業が始まって、できたんです。これをもっと拡大したいと。ところが、いいものは小さい区画にできたけれども、あとの、もっと広がりを持った、町の中心市街地の区画整理となると、先ほど言いましたように、いやもう、私の息子は東京におる、私ももう年で、こんな新しい、減歩までされて家を建てかえるなんということをもうしたくないというような話が全国にあると思うんですよ。
 そこに、実は、先ほど言ったように、託児所もできます、土地を放せば、商法の原則なんかにこだわらず、かなり高いビルができて、結構安く、安くなくてもいい、あなた地権者だから、トイレもふろも要するに新しい高規格の介護システムを組み込んだ、今よりも広い立派ないわゆる集合住宅に入れますよといったときに、それは民間の知恵だと思うんですよ、それをディベロッパーが提示していったときに、地方都市におけるそういう区画整理あるいは再開発というものが一気に私は進んでいくと思うんです。
 その提示がなく、今までどおりの区画整理事業でこだわっているから、結局、土地は放さない、もう年だから、息子も帰ってこないから反対だということで、全国の再開発あるいは区画整理事業というものは、特にお年寄りの反対で立ち往生していると思うんですね。だから、そこにこの都市再生の事業を組み込んで、民間の知恵で、むしろ、役所では提示できない新しいメニューを地権者に提示することによって一気に区画整理というものが進むのではないか、それこそがこの都市再生法の、日本全国に広がりを持つ、物すごく重要な役割だと私は思うのです。
 それで、これは今の大臣の、等に入りますということではなしに、私は、もっとはっきり、もっと前面にこの考え方というのを押し出してほしいと思うのですが、その点もう一度、大臣。

発言情報

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発言者: 古賀一成

speaker_id: 24335

日付: 2002-03-15

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会