古賀一成の発言 (国土交通委員会)

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○古賀(一)委員 今、審議官の方から、スケール、スピードと情熱という言葉がありました。私も全くそうなんですね。
 ところが、それだけではない部分をせっかくですから申し上げたいと思うんですが、まず、あそこだって、土地の所有権は国にあるんですけれども、いわゆる居住権というのはあるんですね。私も三度四度、いわば行政顧問みたいなお話で、一円ももらっていないんですけれども、何度も足を運んで、時には専門家である建設省の方とも行きました。高速道路計画とか駐車場政策、全部やっちゃうんですね、彼らは。
 その中で、本当に多くのことを勉強しましたけれども、まず一番大きいことから言いますと、先ほど言いました、本当に大きい都市デザインがあるとともに、国家デザインがあるんです。ざっと七、八年前の浦東が始まったころ、要するに、何であなたたちはやるんだと言ったときに、上海の副市長、お役所の方が言うんですね。いや、古賀さん、これは単に上海の開発ではないんだ、揚子江を中国に横たわる竜と例えたときに、我々上海が竜の頭なんだ、その最先端に浦東がある、ここで、いわゆる貿易特区もある、ITの産業もある、いわゆるグローバル化もある、この最先端の実験を、挑戦を、まあシンセンで一回やったんですけれども、それで成功すると見たんでしょう、この上海でアジアの大拠点としての浦東開発をすることによって、竜に目が入り、この竜はいずれこの成功の経験を持って、奥地へ、西へと行くんだと言うんですよ。まあ中国らしい、また壮大な物の言い方をするなと思ったけれども、それを真顔で言うんですね。
 だから結局、最初僕が言ったように、国家デザインというか、日本をどうする、都市というものをどうしていくんだという、それほどの大きいシナリオを持って都市再生というものに取りかからないと、もうあの中国のそういう、今西部開発を始めているんですけれども、それにのみ込まれるだろうし、先進国として日本がもう圧倒されるんじゃないかということで、この点は強く、そういう国家デザインをもっとたくましく言ってほしいということを私は申し上げたかったんです。
 それで、もう一点申し上げますと、行政の件ですけれども、いや本当に大した、やはり時代を読む目があると思うんですね。上海は中国で一番高齢化社会の進展度が高いです。これに対して都市をどうしようかと、本当に市長が、あるいは副市長が真剣に考えています。やはりそういう大きいシナリオを、国土交通省は大きくなりましたから、そこまで踏み込んだ都市開発あるいは国土構造論というものをやらないと、もう日本は元気出ませんよ。
 そういうことで、あえて上海の話を聞いたわけでありますけれども、そういう点から見ると、私は、この手続について非常に、もう多くを申しませんけれども、先ほど言いましたように、都市再生基本方針であるとかそういったところは、ちまちまとし過ぎていて、今までの法制の枠組みにとらわれ過ぎていると思うんですけれども、ここら辺をもう一回見直すおつもりないですか。

発言情報

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発言者: 古賀一成

speaker_id: 24335

日付: 2002-03-15

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会