中川正春の発言 (財務金融委員会)

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○中川(正)委員 そこで、先ほどちょっと最後の方に出ました為替なんですが、日本の経済がやや底を打ったという先ほどのお話の裏には、アジアに向けての輸出が非常に好調であったということ、これがあるということでありますが、ここで懸念されるのは、ドルがこれだけ下がってきている。しかもそのドルというのは、中国やアジア諸国のそれぞれの通貨にペッグされておりまして、その固定された中で考えていけば、結局、ドル安じゃなくて円高になってしまうというそういう構造上の問題があるかと思うんですね。
 これについて、この報告書の中でも多少触れてはありますが、これはこのままの状況で為替を見詰めていっていいのか。例えば五月、六月あたりには相当介入をして、円高という、ドル安という傾向を何とか食いとめようという努力があったということはこれはあるんですけれども、しかし、それだけでいいのかということですね。
 もっと基本的な問題として、中国がああいう固定相場で、日本の一昔前の三百六十円で固定していたような運営を政治的にも含めてやっているというこのことに対して、私たちとしてもう既にさまざまなルートで物を言っているわけですけれども、日本の中央銀行として、どういう見解を持ちながら対応していこうとしているのか。ただ相場観で説明するだけじゃなくて、為替をどう動かしていくかというその政策として見ていく場合に、何をすべきかということですね、ここのところを説明いただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 中川正春

speaker_id: 15692

日付: 2002-07-19

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会