中塚一宏の発言 (本会議)

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○中塚一宏君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました予算委員長津島雄二君の解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)
 予算委員長津島雄二君は、今国会において、既に四度にわたり、委員長の職務権限の名のもとに、委員会審議を独断的に運営いたしました。
 一月二十八日には、平成十三年度の第二次補正予算案について、与党側の要求のみを一方的に受け入れ、委員会採決を強行いたしました。その不明と不手際をみずから恥じ、その後、野党理事に陳謝したにもかかわらず、その舌の根も乾かぬうちに、平成十四年度予算案の審議においても、同様の独断専行の委員会運営を押し通し、与党単独で分科会の開催を強行することに手をかしたのであります。さらに、一昨日には、委員長職権で本日六日に採決することを決定した上に、昨日は、本日の質疑日程を、これまた委員長職権で設定いたしました。
 仏の顔も三度といいますが、わずか一カ月余りのうちに四度の採決を野党側の主張を無視して強行するという暴挙を、我々は断じて認めるわけにはまいりません。(拍手)
 議会政治には、政党政派を超えて守らなければならないルールというものがあります。そのルールを踏みにじるなどということは、委員長としてあるまじき、言語道断の振る舞いであります。
 これは、採決の強行に限ったことではありません。
 津島君は、しばしば委員の質疑中に、委員長個人の発言として委員の質問に注文をつけ、我が党の委員がみずからの責任で十分な調査を踏まえて行った質問に対して、発言に責任を持てなどと発言し、およそ委員長としてあるまじき運営を行ったのであります。(拍手)
 さらに、しばしば政府が答弁に窮し、理事間で協議になっても、本来であれば時計をとめて適切な質疑時間を確保すべきところを、ただひたすら進行を急いで、委員の質問時間をいたずらに浪費させ、充実した質疑の邪魔をし続けたのであります。
 理事会等において、委員長の委員会運営に対し、これほど注文のついた委員長の例を私は知りません。
 もとより、津島雄二君の議員個人としての資質、能力が、品格のある温厚な人柄とともに高く評価されてきたことは、私も否定するものではありません。厚生大臣を初め数多くの重責を果たされて国家に貢献し、昨年十月、議員在職二十五年の表彰を受けられたばかりの津島雄二委員長がこのような委員会運営を行ったことは、痛恨のきわみであります。(拍手)
 これ以上その品格をおとしめられないためにも、解任決議案を待たずに、みずから進んで辞職をされるよう御進言いたします。
 日本という国家を組織する国民の代表者の集まりである国会において、運営が民主的になされないとするならば、それは、国会自身がみずからの国家国民の価値をおとしめるものにほかなりません。
 国会審議の中でも最も重要な常任委員会と位置づけられている予算委員会において津島雄二君の行った委員会運営は、まさに日本国民の価値が世界から問われかねない、非民主的なものであります。有権者に対してまことに申しわけない所業というふうに言わざるを得ないことを重ねて申し上げまして、私の賛成討論を終わります。(拍手)

発言情報

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発言者: 中塚一宏

speaker_id: 30349

日付: 2002-03-06

院: 衆議院

会議名: 本会議