石井一の発言 (予算委員会)

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○石井(一)委員 おはようございます。
 昨日私が申し述べましたいろいろな問題について、閣僚の皆さんから御反論なり御意見がございましたら、時間の許す限りやっていただいていいのでございますが、その場合は、ひとつ簡潔に御答弁の方をお願いしておきたいと思います。
 きょうは私、総理、あなたがお書きになった本をたくさん読んできたのです。「官僚王国解体論」とか「小泉純一郎の暴論・青論」、暴論は暴力の暴、青論は正しくなく青い方ですね。こういう本もたくさんございます。ちょっと古いですけれども、やはりあなたの政治理念、哲学というふうなものがよく理解できると思うのでございます。
 その点で、今もそれを主張されようとするのか、やはり総理になって少し方向転換をしようとされるのか。こういうことなどについてひとつ、感想でも結構ですが、町のうわさを言うこともあれば、お互いの心情、感想を述べ合うのがやはり開かれた国会の場だと思いますので、自由濶達に御議論をいただきたいのです。
 まず最初に、選挙制度の改革ということで、私は、五増五減とか二増三減というような話ではなく、あなたはこの著書の中で、今の小選挙区比例代表という制度は間違っている、国民から選ばれた議員が目の前で落選するのに比例ですくい上げられて当選する、憲法違反だ。政党をばたばたとかわる議員もある、これまた、有権者は政党に投票して、ほかへ行ってもらったらどうなるのか、その政党なくなっちゃう。一票の格差、これだって一対二がいいのだというような今のような考え方はだめだ、一県一議数を与えているというのもおかしいということも国会でも答弁をされたりしております。公認調整という名のもとに談合やらあるいは党幹部の横暴というのもある。これはみんな正しいと思います。私も賛成です。
 あなたがもう一遍中選挙区に返れと言うのはちょっと問題があると私は思うのです。中選挙区のいいところもありますよ、あなたの言われている。しかし、最大の悪いところは、中選挙区というのは自民党の一党単独政権というのが常に続くということなんです。そのかわり、選挙区内においては激しい派閥争い、金のまき合いというのが繰り返されるんですよ。中選挙区だから自民党の政権がずっと続いたとも言えるかもわかりません。
 小選挙区になりましたら、小選挙区の部分は、三百の小選挙区のうち七割、八割、八割五分、第一党と第二党がとるんですよね。したがって、この制度を延長すれば二大政党というのはできるのです、過去の二回の実績でも。ただ、そこへ哲学の違う比例をくっつけておるからややこしいことになっておるのですけれども。
 私は、だから、中選挙区、小選挙区の理論はおきまして、いろいろのあなたの矛盾だと思っておられるところは、悪いところ、おかしいところ、国民から見て不思議だと思うことはもう変えたらいいと思うのです。そうしなきゃ、今の制度の不備をそのままほうっておくというのはおかしいと思うのですが、御意見いかがですか。

発言情報

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発言者: 石井一

speaker_id: 29736

日付: 2002-02-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会