石井一の発言 (予算委員会)
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○石井(一)委員 私が十年前に国土庁長官をしておりましたときに、この議論は最も盛んなときでして、懇談会をつくったりいろいろやりました。私も非常にその熱病にかかっておりました。
しかし、今、私考えてみまして、あなたも書いておられる、田中角栄の日本列島改造のときにやっておればできておったとか、私も、十年前ならまだやる力がこの国の国力にあった、バブルもはじけていなかったと思うんだが。今この時期に、立派な官邸もできて、あなたが第一の首相になられるというようなことにもなっていますが、霞が関の周辺でどれだけの林立した、それこそ何兆円ですか、のものができて、こういうふうな状態にもある。
機能の移転とかなんとか言われることは、それは中期的、長期的にはいいと思いますが、私は、本論賛成、各論反対といいますか、やるのは理想としていいけれども実際はやらないんだというような、こういう理論を政治家としてやるというのは無責任だと思うんだよ。
私は、この際、ある意味において、これは問題を一遍方向転換する、そういうことがあってもいいんじゃないか。少し発言がきついかもわかりませんけれども。私は、あなたは昔そうだと言っているけれども、やはり現実に対応するということも必要じゃないかと思うんですが、いかがですか。