小泉純一郎の発言 (予算委員会)
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○小泉内閣総理大臣 首相公選論というのは、五十年ほど前からいろいろ取り上げられておりますが、私は一つの政治制度として、国民参加の政治を実現するという上において意味のある制度だと思っております。
ただ、これは憲法改正を要します。私の考える首相公選というのは、憲法改正なしでできるという方もいますが、やはり憲法改正しないと無理であろうという部分が非常に多いと思います。
そういうことから、今、首相公選というのは議論はたくさんありますが、具体論はまだ一つも出ていません。そういうことから、具体論、こういうものですよという案をつくって、一つの、国民の間でこういう姿を見てもらって議論をする段階、機関をつくった方がいいんじゃないかと思って、今懇談会をつくって識者の意見を聞いているところであります。
これは、国民投票によって総理大臣を選ぶ。そしてまた、議会を廃止するわけじゃありません。その場合には、議会が一院制がいいのか二院制がいいのかというものを議論してもらう。さらに、いわゆる売名行為とかいう候補、余り乱立しても困りますから、その首相たる候補者には何名の議員の推薦が必要かとか、あるいは国会議員でなくてもいいのか国会議員の方がいいのか、いろいろな議論があります。
そういういろいろな議論が出ております中で、一つか二つまとめていただいて、首相公選制というのはこういうものですよという姿を提供するのも、これからの国民の選挙制度に関する考え方、あるいは民主政治に対する考え方、政党政治に対する考え方、そういう材料を提供するのも必要なことではないかなと思いまして、今、懇談会の議論を進めているところであります。