武部勤の発言 (予算委員会第六分科会)
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○武部国務大臣 平成十四年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。
初めに、私の所信の一端を申し上げます。
昨年四月に農林水産大臣に就任して以来、聖域なき構造改革に取り組む改革断行内閣の一員として、いわゆる武部私案の発表や食料の安定供給と美しい国づくりに向けた重点プランの取りまとめなど、常に先頭に立って農林水産業の構造改革に取り組んでまいった所存であります。今後とも、全力でその任務を遂行すべく、決意を新たにしているところでございます。
次に、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明いたします。
我が国農林水産業と農山漁村は、人の生命、健康にかかわる良質な環境や、新鮮でおいしい、安心できる水と食料などの確保を図るヒューマンセキュリティー、安全な国土を確保し、安心して暮らせる社会を保障するとともに、地域に密着した産業の活性化を図る上で極めて重要な役割を果たしております。
このような観点から、喫緊の課題である消費者の信頼確保を図るために、生産者と消費者の間に立ち、食と農の一体化の推進を図るとともに、農林水産業の構造改革を進めてまいります。また、地域社会の健全な維持発展が重要であることから、都市と農山漁村の共生と対流を進め、農山漁村の新たなる可能性を切り開き、もって循環型社会の実現を目指すことが重要であると考えております。
このため、農林水産行政の改革を強力に推進し、当面する各般の課題に積極果敢に取り組んでまいります。
次に、平成十四年度農林水産予算について、その枠組みから御説明いたします。
平成十四年度一般会計予算における農林水産予算の額は、関係府省計上分を含めて三兆一千九百五億円となっております。その内訳は、公共事業費が一兆五千五十六億円、非公共事業費が一兆六千八百四十九億円となっております。
平成十四年度の農林水産予算は、農林水産業の構造改革、都市と農山漁村の共生、対流を推進するとともに、新しい森林・林業基本法及び水産基本法を踏まえた林野、水産政策を推進するとの観点から、重点施策に思い切った予算配分を行うなど、新たな政策展開が図られるよう編成いたしました。この中で、昨年十二月に閣議決定された平成十四年度予算編成の基本方針等に即し、公共事業から非公共事業への転換を行い、地域農業の構造改革対策等の強化を図ることとしたところであります。
以下、農林水産予算の重点事項につきましては、委員各位のお許しを得まして、御説明を省略させていただきたいと存じます。
よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。