山本一太の発言 (外交防衛委員会)

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○山本一太君 大変御丁寧にお答えをいただいて恐縮です。
 実は、外務省改革については、ほかにも組織の問題あるいは人事の問題等々あるんですが、だんだん時間が残り少なくなってまいりましたので、最後に少し手短に申し上げたいと思うんですけれども、この週刊文春の私の提言の中で、私は、こういう組織については提案をしました。外務省を一回チャラにすると。外務省という役所を一回解体する、そして同時に大臣の古巣でもある通産省、今の経済産業省も一緒に解体すると。経済産業省というところは極めて有能な、はしっこいといいますか、極めて鋭い官僚といいますか人材の多い場所ですけれども、私は経済産業省自身の役目は終わりつつあると思っております。今のその状況からいくと、政府が産業政策を主導するという必要性もないと。
 私は、経済産業省はアイデンティティークライシスに悩んでいると勝手に思い込んでおりまして、それならいっそのこと両方の役所を一回なくして、ほかの役所からも必要な部分を引っ張ってきて通商と外交をくっ付ける外交通商省を作ったらどうかという提言をいたしました。これは決して、韓国で今、外交通商省が機能している、あるいはオーストラリアで外交貿易省が機能しているということを考えれば、細かいことは書きませんでしたが、決して荒唐無稽な私はアイデアではないというふうに思っております。
 大臣、これを書いた後、私は経済産業省とか外務省のいつもお付き合いをしている若い官僚が、みんな飛び込んできてやめてくれと言うと思ったんですが、実は反応は全く逆でして、ある経済産業省の若手の幹部が来まして、望むところであると。例えば、細かいことはいろいろ技術的な話はあっても、こういうことで競争ができるんだったら望むところである、十分旧通産省にも大使をねらえる人材はいるという話でしたし、先般お話をしたある外務省の首席は競争させてほしいと。もし、経済産業省の中でもセンスのある人がいたらどんどん大使になってもらってもいいと。つまり、キーワードは健全なる競争をさせてもらえれば望むところですと、こういうことでした。
 この点についてまず大臣の所感を簡単、本当に簡潔に伺って、もう一つだけ、北方四島の支援委員会、これについては、ちょっと長官への質問の時間がなくなりますので控えますが、この支援委員会についても根本的に見直すと。この国際機関を使って、すなわち両方の領土でない北方四島にODAではないお金を送るというのは、これは一つの外交戦略ではありますけれども、この北方四島の支援が始まったときの根本に返って、例えば人道的支援、食糧支援、医療支援、インフラについてはしばらく、日ロの間の政治的枠組みができるまで控えるというような根本的な見直しをしていただきたいということも申し添えて、前半の通商外交省についての大臣御自身の所感を簡潔に、申し訳ないんですが、お答えをいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115413950X00220020319_012

発言者: 山本一太

speaker_id: 17573

日付: 2002-03-19

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会