中島啓雄の発言 (決算委員会)
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○中島啓雄君 ありがとうございました。
今、数字の御説明がちょっとはっきりしなかったんですが、私の調べたところでは、平成三年から平成十二年度の決算まで見ますと、歳出が大体十九兆円増している、税収の方は九兆円減っておるということで、この間の三分の二は歳出増で三分の一は税収の減だと、こういうような格好になっておるわけでございます。
税収というのは、六十年代相当大幅な減税を行いまして、恐らく十年間で二十兆円弱に達すると思いますが、特に平成十年度、十一年度には所得税の特別減税とか最高税率の引下げがあったと。それから、法人税については六十三年度は四二%であったんですが、それが平成十年度に三四・五%、それから十一年度に三〇%と、相当大幅な税率の減をやっておる。この結果、平成十年、十一年度で十兆円弱ぐらいの減税をやっておると思いますが、その結果として結局税収がかなり減ってしまったと、こういうことだと思います。
本来、減税というのはもちろん景気回復ということに大きな眼目があったんだろうと思いますが、名目GDPで見る限り、どうも近年はマイナスを記録しておるんで、どうも税収減の効果というものが余り見えてこないんですが、これは、竹中大臣ないしは内閣府にお尋ねしたいと思いますが、減税によるGDPへの効果、経済効果という面はどういうふうにとらえておられたのか、お聞かせいただければと思います。