竹中平蔵の発言 (決算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(竹中平蔵君) 委員御指摘のように、九八年、九九年、かなり大規模な減税が行われました。
その効果のお尋ねでありますけれども、効果という場合に、経済の供給サイドに与える効果と需要サイドに与える効果がありますが、当時の減税は基本的には需要を刺激するために行ったということであろうかと思います。
この間、九八年、九九年とを見ますと、例えばですけれども、雇用所得はマイナスになっております。しかし、減税の効果で可処分所得がプラスになって、結果的に個人消費が若干のプラスになっているということでありますので、短期的な刺激の効果はそれなりにあったということが言えるのかもしれません。しかし、経済そのものは、例えばその当時の金融の状況でありますとか為替レートの状況でありますとか、極めて多様な要因で動くということもありますし、短期的に若干の効果はあったとしても、それが、先ほどから御指摘のように、非常に大きな国債の累増を生んで別のマイナスの効果を明らかに日本経済にももたらしているわけでありますので、効果はそれなりにあるけれども、決して過大評価をしてはいけないということでもあろうかと思います。