中島啓雄の発言 (決算委員会)

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○中島啓雄君 ありがとうございました。
 私、考えますのに、税制というのは短期的にはなかなか効いてこないものではないかと。先ほど申し上げましたように、平成十年、十一年度にかなり大幅な減税をやったけれども、なかなかGDPの上昇には、全く効かなかったとは申しませんけれども、なかなか効いてこないと。そういう意味では、税制というのはやっぱり長期的な姿を求めていくべきではないかと。
 長期的な姿を求めるということになると、薄く広くとか、多様なライフスタイルに対応してとか、長期的な安心をもたらすためということになりますと、どうしても今の財政から考えればある程度増税は不可避であると。特に、社会保障負担などを合わせますと、増税は不可避としても、国民負担率をどのぐらい抑えるか、そのためには全体の財政なり税制をどう考えていくべきか、こんな観点が必要ではないかと思いますが、今、短期的な議論としては、やっぱり何とか景気回復をしたいということで投資促進とか土地の税制とか贈与税の話とか、いろいろ出ておりますので、私は、税制の問題で、長期的なあるべき姿と短期的な当面すぐ活力に結び付きそうなものというのをある程度議論を分けて考えるべきではないかと。
 何か、そうしないと国民に対して減税先行というようなことで、何か甘いあめだけ先にしゃぶらせるような印象を与えると思いますが、その辺のお考えについて、財務大臣、お考えを少し聞かせていただけますでしょうか。

発言情報

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発言者: 中島啓雄

speaker_id: 15529

日付: 2002-07-15

院: 参議院

会議名: 決算委員会