中島啓雄の発言 (決算委員会)
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○中島啓雄君 ありがとうございました。
なかなか地方行政に厳しい御指摘がございましたが、その辺も含めて、今後の地方分権の問題について更に詰めていただければ有り難いと思います。
次に、平成十五年度以降の財政見通しといいますか、それについて若干お伺いをしたいと思います。
平成十五年度以降の国債発行額の見通しについて、先日、財務省の試算と内閣府の中期展望の試算と、これは前提が違いますから数字が違うのは当然の話だと思いますが、いずれにしても、平成十七年度ベースになりますと、内閣府の試算では三十六兆円、あるいは財務省のマックスの試算ですと四十二兆円ぐらいになる可能性があるということで、中期展望では二〇一〇年代初頭にプライマリーバランスの均衡を目指すと、こういう目標を掲げておられますが、どうも現実はなかなか厳しいのではないかと。
特に、名目GDPの成長率が金利よりも高い状態であるならば、要するに名目成長率より金利の方が低いわけですから、利子の重みというのが少しずつなくなってきてGDPが減少に向かう、財政がバランスしていれば減少に向かうと、こういうことであろうと思いますが、どうも一九八〇年代からずっとこの方、バブル期も含めて、名目成長率が金利よりも低いという状態が常態になっている、一般的な傾向になっていると。五年ぐらい名目成長率の方が金利より高い年ございますけれども、そんな感じだと思いますので、この傾向が続く限りは、一般、政府の支出規模のGDP比を現在の水準を上回らない程度に維持をするんだということではなかなかプライマリーバランスの均衡というのが難しいのではないかと。
よほど政府支出の規模をコントロールをしていくか、しからざれば名目成長率が金利より高いようなことができる、言ってみれば、デフレは完全に解消して、多少、インフレターゲット論ではありませんけれども、名目はプラスの成長率が確実になるような施策をやっていかないと難しいのではないかと、こう思っておりますが、その辺の感じについて内閣府の方からお聞かせいただければと思います。