有馬朗人の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○有馬朗人君 有馬でございますけれども、先ほど保坂委員がおっしゃったように、私は国会等移転の審議会でずっと議論をしていた中心的な人物であったわけでありまして、会長になる直前に参議院の方へ出ちゃったものですから会長は森亘先生にお願いをしたんですけれども、一つここで、私がその議論を通じて感じていたことは、平成二年の国会等移転に関する決議がなされた時期とそれから今日とでやっぱり事情が変わっている。この点は保坂委員が御指摘になられたことでありますが、そこをもう一度我々考えなくちゃならないんだろうと思うんです。
 ですから、どれだけその決議をしたときと今とでどんな条件が変わっているか、この辺について一度きちっと反省をしておく必要があると思います。しかし、国会等首都機能というのは単なる景気の変動によって決まることではないので、もっと深い理念的な理由があればやはり進めていかなきゃならないだろうと思います。
 私は今になって、あの国会等移転審議会で三つにすることをやめればよかったと思うんです。一つにすればよかったと。私は大変反省しているんです、私の意見で三つにしようと言ったので。惜しかったと思うんです。一つにしておけば皆さんを煩わさなくて済んだ、申し訳ないと。
 ただ、私は、だから、ここに報告が出た以上、三つから一つは選ばなきゃいけないと思う。そこで一つを選んだ上で東京との比較を真剣にやるべきだと。ですから、まず第一は、条件が変わっていないでしょうか、経済情勢が変わっていないでしょうか、平成二年と今とはどういう変化があったでしょうか、その変化にもかかわらず国会等は移転をすべき理念を持っているんでしょうかということを率直に反省する。その上でさらに、移転をすることが良いとなるならば、即刻ここで三つのうちの一つに決める、そして東京都との比較を真剣に行うべきだと私は思います。
 そこで、一つ参考人にお聞きしたいのですけれども、私がまだ会長代理をしていたときだと思いますけれども、金額を先ほど御報告あったように評価しましたよね。東京都の方の評価と随分食い違っているということ、先ほどお話がありましたけれども、この審議会での評価から既にもう相当の時間がたっている。現在、国土交通省として再評価をするならばどういうふうな金額が出てくるか。この辺について、今お答えくだされば有り難いし、なければまたいつかお教えいただきたいと思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 115414298X00220020508_027

発言者: 有馬朗人

speaker_id: 14346

日付: 2002-05-08

院: 参議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会