坂口力の発言 (本会議)

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○国務大臣(坂口力君) 柳田議員にお答えを申し上げたいと思いますが、柳田議員からは四問ほどちょうだいをいたしました。
 第一の問題は、人口推計に基づきましてこれからどういうふうにしていくのかというお尋ねでございました。
 先ほど総理の方からも御答弁がございましたので重複は避けたいというふうに思いますが、一番大事な問題は、今後少子化が激しく続いていきますのを、これを緩和する政策をどう取るかというのが一つ。それからもう一つは、この推計に基づいて政策を転換をするという問題がもう一つございます。その双方を両方を絡めてこれからやっていかなければならないというふうに思っている次第でございます。
 この少子化緩和のための政策は、ただ単に厚生労働省の中の政策だけではなくて、全体の政策の中にこの考え方をお取り入れいただく必要があるというふうに認識をしている次第でございます。そして、できる限りこの年金や医療の改革の中にその影響を少なくしていくということは当然のことでございますが、しかしそうはいいますものの、今回のこの推計を基にして、やはり今までの設計あるいはまたは計算を見直すということも当然必要であると思っている次第でございます。
 二番目に、医療制度改革についてのお尋ねがございました。
 医療保険制度につきましては、給付と負担の公平を図りますとともに、将来にわたり持続可能で安定的なものとしていくことが重要であります。このため、今回の改革案では高齢者医療を始めとする給付と負担の見直し、老人医療拠出金の見直しなどを提案しているところでございます。同時に医療保険制度の統合化、高齢者医療制度の見直し、それから診療報酬体系の基本にかかわりますところの見直しなどの諸課題につきましても、この検討を進めまして基本方針を明らかにしますとともに、社会保険と労働保険の徴収一元化、社会保険病院の在り方の見直し、社会保険庁の事務の合理化、統合化などの課題につきましても取り組んでいきたい。これらの抜本改革をまず行うということが前提であるというふうに思っている次第でございます。
 そして、サラリーマンなどの三割自己負担の実施時期につきましては、総理からもお話がございましたが、総理のお考えは十分に承知しておりまして、いましばらく時間をいただき法案を取りまとめ、政府・与党の合意を得て今国会に提出をしてまいりたいと考えております。
 パートタイム労働者の在り方についてのお尋ねがございました。
 労働者が多様でかつ柔軟な働き方を選択でき、それぞれの働き方に応じて適正な労働条件、処遇が確保されるようにすることは、非常に重要な課題であると思っております。
 また、パートタイム労働法に基づきまして、パートタイム労働者の処遇改善に向けた指導、支援を行っているところでありますが、先般、パートタイム労働研究会におきまして、今後のパート対策の在り方についての中間報告を得たところでございます。
 この中間報告におきましては、パートと正社員との処遇の均衡を図るためには、パート労働者だけではなくて正社員も含めた雇用システム全体の見直しが必要であるとの指摘がございます。今後、最終報告に向けまして、更に検討を進めてまいりたいというふうに思っている次第でございます。
 ワークシェアリングについてのお尋ねがございました。
 総理からも御答弁がございましたので重複を避けさせていただきますが、仕事と家庭の両立など、働き方を見直すという観点も視野に入れて検討することとしたいというふうに思っております。今、労使の皆さん方とお話合いをさせていただいておりまして、三月中にという総理からの御指示があるわけでございますが、できるだけ早く、三月の上旬には一つの結論を出したいというふうに思っておりまして、ピッチを上げて今議論をしていただいているところでございます。
 先ほどもお話がございましたとおり、通常の労働者との均衡ということが非常に大事でございますし、パートタイムについてでございますが、このパートタイム労働者の労働の在り方あるいはまた社会保障の在り方、そして通常の労働者との均衡、こうしたことがやはりワークシェアリングの前提として整理をしなければならない問題であるというふうに認識をいたしておりますので、これらのことにつきましてひとつ急ぎたいというふうに思っている次第でございます。
 以上でございます。(拍手)
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発言情報

speech_id: 115415254X00720020208_019

発言者: 坂口力

speaker_id: 22554

日付: 2002-02-08

院: 参議院

会議名: 本会議