武部勤の発言 (本会議)

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○国務大臣(武部勤君) 広野議員の御質問にお答えいたします。
 まず、食の安全についてのお尋ねでありますが、私は、就任以来、食の安全と安心の確保は農政の基本であると考え、各般の施策を推進してまいりました。しかしながら、BSE問題を契機として、食品の安全に対する消費者の方々の不安や虚偽表示問題による不信感の増大など、我が国の食卓を揺るがす事態に直面し、私は、これまでの農林水産行政を抜本的に改めなければならないと痛感いたしました。
 この農林水産行政の抜本的な改革に当たっての重要なポイントは、消費者をパートナーと位置付け、一緒になって政策を作っていくこと、すなわち、消費者を軸にした農林水産行政に変えていくということであります。
 こうした観点から、昨日、早急に食の安全と安心の確保に向けた改革に真剣に取り組む上での設計図として、食の安全と安心のための法整備と行政組織の構築、農場から食卓へ、顔の見える関係の構築、食の安全運動国民会議の発足等を内容とする「「食」と「農」の再生プラン」を提案したところであります。
 今後とも、国民の皆様の信頼と安心の回復に向けて、私が先頭に立って、農林水産行政の大胆な見直し、改革を進めてまいる所存であります。
 次に、食料医薬品安全庁についてのお尋ねでありますが、四月二日にBSE問題に関する調査検討委員会から報告書の提出をいただき、その中で、「リスク評価機能を中心とし、独立性・一貫性をもち、各省庁との調整機能をもつ新たな食品安全行政機関を設置する。」との御提言をいただいたところであります。これを受けまして、四月五日に開催されました食品安全行政に関する関係閣僚会議におきまして、六月を目途に政府としての具体的対処方針の取りまとめを行うべく作業を進めていくこととされたところであります。
 なお、医薬品につきましては、既に安全性が確保されるシステムになっていると承知いたしております。(拍手)

発言情報

speech_id: 115415254X01720020412_025

発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2002-04-12

院: 参議院

会議名: 本会議