小泉純一郎の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川橋議員にお答えいたします。
 靖国神社の参拝についてでございますが、先日の参拝は、内閣総理大臣である小泉純一郎が、心ならずも、家族を残して戦場に赴き、命を犠牲にしなければならなかった多くの戦没者に対して、敬意と感謝の念を込めて、心を込めて参拝したものであります。
 新たな追悼施設の在り方についてのお尋ねですが、現在、内閣官房長官の下に開催している懇談会においては、これまでに四回の会合を開催して、何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠をささげ平和を祈念することのできる記念碑等国の施設の在り方について幅広く議論していただいているところであります。現在、論点整理のための自由討議を行っているところであり、政府としては、この懇談会の意見を踏まえて国の施設の在り方を検討してまいります。
 先般の日米財務大臣会談に関するお尋ねでありますが、会談では、日本経済については塩川大臣から、六月に、産業再生、これを政策的に支えるための税制改革、規制緩和、不良債権処理等を内容とする基本的な政策の取りまとめを行うとの方針等を説明し、これに対してオニール長官からは、改革を実現し成長することを期待している旨の発言があったとの報告を受けております。
 税制改革についてですが、あるべき税制の構築に向けては、経済財政諮問会議、政府税制調査会等において十分に連携しつつ、ある部分については重複しつつも、経済財政諮問会議においては負担の在り方や歳出面も考えて経済・財政の全般的な観点から、また、政府税制調査会においては税制の具体的な在り方などを中心に、中長期的な視点を十分に踏まえ、それぞれ議論を深めて、六月を目途に基本的な方針を示してまいります。
 道路関係四公団民営化推進委員会の人選についてでございますが、本委員会においては、道路関係四公団の改革について、特殊法人等整理合理化計画に沿って、その的確な具体化を図るため、客観的、合理的な調査審議を尽くす必要があります。したがって、その委員については、優れた見識を有する、改革意欲に富んだ方々を選任したいと思っております。
 この委員会の意見を踏まえ、揺るぎない決意で道路四公団改革の具体化に向けて邁進してまいります。
 今後の国による道路整備の在り方及びその費用負担の在り方についてですが、道路整備については、効果的、効率的な事業の執行が重要であり、いかにして必要な道路をできるだけ国民の負担を軽くして造るか、徹底的な費用対効果分析が行われているか、こうした基本姿勢に立ち返って見直しを行う必要があります。
 国、地方公共団体及び道路の利用者の適正な負担の下、政策課題に対応した予算の重点化、評価制度の厳格な運用などにより、国民生活にとって真に必要な道路整備をしたいと考えております。
 本四架橋に関する自民党政治の責任についてですが、本四公団の問題は、経済状況が変化する中で、事業について根本にさかのぼった見直しを含めた決断が適時適切に行われなかったことによるものと考えます。
 特殊法人等整理合理化計画に示された、「民営化する。」、「債務は、確実な償還を行うため、国の道路予算、関係地方公共団体の負担において処理することとし、道路料金の活用も検討する。」との基本方針の下、道路交通需要の見通し、金利の見通しなどについて改めて検討を行ってまいりました。こうした見直しに全力で取り組むことが私の責務であると考えております。
 道路関係四公団の民営化による国の関与の改革についてでございますが、道路関係四公団の改革については、民営化の推進によって、コスト意識の徹底が図られ、採算性を重視した事業運営が行われる等のメリットが生じると考えられることから、特殊法人等整理合理化計画において、新たな組織は民営化を前提とし、国費を投入しない等の基本方針の下、第三者機関において具体的内容を検討することといたしました。
 本委員会においては、新たな組織に対する国の関与の在り方をも含め、この特殊法人等整理合理化計画で示された方向性に沿って調査審議されることとなると考えております。
 残余の質問については、関係大臣から答弁させます。(拍手)
   〔国務大臣石原伸晃君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 115415254X02120020426_008

発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2002-04-26

院: 参議院

会議名: 本会議