筆坂秀世の発言 (予算委員会)
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○筆坂秀世君 しかも、これらの商社からは、自民党の政治資金団体である国民政治協会、ロシア支援が始まってからの十一年間で二十一億一千九百三万円と巨額の政治献金なされている。もちろん、これが全部ロシア支援と結び付けて私、言うつもりはありませんが、しかし十一年間で二十一億ですよ。年間二億円近いですね。やはり、こういう企業から結び付いてそして巨額の企業献金を受け取る、これは鈴木議員、突出しているわけですけれども、同時に私は、自民党政治全体がこれは見直すべきことだということも併せて指摘をしておきたいというふうに思います。
次に、なぜ鈴木宗男議員という人があれほど熱心に、熱心過ぎるぐらい北方四島支援に取り組むというか、のめり込んできたのか。私は、一つは、今回の一連の経過の中で明らかになったように、それ自体を食い物にしている、ここに大きな動機があったことはこれはもう否定できないと思うんです。しかし、それだけにはとどまらない、私は重大な疑惑があると、こう思います。
資料でお配りしております四枚目ぐらいに入っていると思いますが、こういうものがあります。(資料を示す)これは、名古屋市にある広小路という不動産会社が、元歯舞諸島に住んでいた方あるいは色丹島に住んでいた方、こういう方々に、是非土地を売ってほしいと、色丹島や歯舞諸島に持っている土地を売ってほしいということを書いた往復はがきです。これはお名前がありましたけれども、御迷惑掛けますので根室市とだけ残してありますが、実際に根室市に九五年十月十一日、これはこの方は元志発島に住まわれていらっしゃった方です。
それで、どう書いてあるかと。当社は、ちょっと略して読みますが、北方領土に関心があり、このたび、貴殿所有の北方領土についてお答えをいただければ幸いに思います。現在、北方領土は、売買による所有権移転登記は法務局では受け付けられていません。返還されるめども全く付かない今、将来の夢を求め貴殿所有の土地を譲り受けたく、今回のアンケートをする運びになりました。つきましては、貴殿所有の物件所在地をお知らせくだされば、当社では譲受け額を提示し、売買契約に応じたいと思います。何とぞ御協力くださいと。こういう往復はがきが実際に、これは根室市に住んでおられる元島民の方のところへ送られてきたものであります。
私自身、今月の五日、六日と根室に調査に行ってきました。そうしましたら、少なくない人が、この会社からこういうはがきを受け取った、あるいは電話をもらった、そして是非土地を売ってくれないかということを言われたという証言を幾つか得てきました。中には、この会社に土地謄本を全部送って、そして売買契約の交渉をやった、しかし金額で、この方によれば折り合わなかったので私は売らなかったという証言でありました。
総理は、こういう歯舞や色丹で、ここの土地を将来返ってくることを見込んで、買いあさりといいますか、こういう動きがあるということを御存じだったでしょうか。