松村龍二の発言 (予算委員会)

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○松村龍二君 また、外務省の改革等について今後いろいろ協議されると思いますので、私、一点についてだけ触れておきたいと思います。
 先般来の予算委員会におきます外務省の局長クラスの答弁を見ておりますと、非常にたどたどしいという感じを受けるわけであります。そこで、私は、その外務上級、外務公務員上級者の試験に合格した人たちの採用又は研修についてどのようにお考えか、あるいは今後ともこういう点について考えていただきたいということをひとつ申し上げたいと思うわけです。
 何点か指摘できるわけですが、まず第一点ですね、倫理性。
 先般、外務上級幹部が自分の車に、携帯電話で最近はやりの方法で呼び出した女性を車の中に、高校生二人を、女性に、入れて自分のわいせつ行為を見せておったと。それで検挙された事件があったわけですが、こういうことはほかの省庁の公務員には、上級公務員にはあり得ないことでないかなというふうに思うんです。一つの原因に、やはり若いころから外国へ行きまして、そういう遊興の癖が付いていて、ついつい日本でもそういうことをやったのかなというふうに、まず倫理性について御指摘します。
 それから、今申しましたように非常に詰めが甘い。大臣も通産官僚としていろいろ経験を踏まれて、今回行かれてびっくりしておられると思うんですが、外務省というのは、上級幹部は採用になりますと、初めの二、三年はその任地へ行って大学へ行って勉強しておけと、語学を勉強しておけということで、全く風船の、ひもから外された風船のように、まじめにやる人もあるでしょうけれども、語学だけ勉強しろということで、公務員としての一番大切な下積みのときに基礎訓練ができていないという研修の仕方に問題がある。
 それからまた、外務省の仕事というのは人の仕事の橋渡しが多いんですね。経済、財政の問題であれ、農業の問題であれ、通商の問題であれ、自分のこととして、もちろん経済産業局、経済関係の局でやると思うんですけれども、人の本来の仕事を交渉している。したがって、どこまで詰めていいか分からない。また、こういう問い合わせがあったらまたその省庁に聞くというふうなことで、今回の例の支援委員会の調査を見ましても、何か責任感がない、自分の仕事としてやる責任感がない。
 そして、よその省庁ですと、国会答弁等で、先般お話ありましたように午前四時、五時まで起きてしょっちゅう国会答弁でもまれるということはあるんですが、何か人ごとの仕事だからほどほど腰だめで、二時になったからもう眠い、やめておこう、あとはまた分からなかったら部下に聞けばいいや、こういう癖がついているので無責任なんじゃないかなというふうに思うんですけれども。
 また、採用についても、語学、特別の職員だということで外務省に試験が任されておるという部分がちょっと多いと思うんですね、ほかの公務員より。それでどうも情実が入るとは、私そこまで言いませんけれども、どうも厳格さを欠いているんじゃないかなというふうな感じがするわけです。そういうふうな点についても今後ひとつじっくり検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 115415261X00920020311_005

発言者: 松村龍二

speaker_id: 32520

日付: 2002-03-11

院: 参議院

会議名: 予算委員会