吉村英祐の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○参考人(吉村英祐君) まず、どのぐらい離れていたらいいかという、これも災害の種類によると思いますが、地震の場合ですと、北関東ですと大きく揺れますが、システムがやられる、あるいは建物が壊れるほどの地震は多分ないだろうということで、経済性とかを考えますと、総合的に考えますと、北関東というのは一つの方法だと思います。
 もう一つは、なぜ大阪かということですが、これはやはりかなり高水準の都市のインフラも整備されています。それから、システムを支えるにはやっぱり人が必要ですね。人がいなければただの箱になってしまいます。そうしますと、やはり駆け付け時間とか後々の対応を考えますと、名古屋でもいいんですが、やっぱり大阪がある。それは既にあるものをできるだけ使うということになると思います。
 実際、民間企業も東京と大阪にバックアップシステムを持っているところが多いですし、大阪ですと大阪の南港というところがありますが、あるいは千里中央というところにあって、関東ですと最近は幕張なんかに作っているのが多いと思いますが、幕張は少しバックアップの場所としてはちょっと私自身は疑問がある。埋立地であるとか、南関東地震のときは東京と距離差がないんではないかとかあります。
 むしろ、こういう場合は失敗した例から学ぶというのが一つの方法でありまして、たしか前に東京証券取引所のコンピューターがダウンしたんですが、バックアップはどこにあったかというと、同じ建物の違うフロアにあったというような報道があったので、担当者にしたらコンピューターを二つ作ったからバックアップだというふうな認識ですけれども、出口が一つであったり、要するに想定外のことが起こりますと、もし地震だったら両方ともやられるということがありますので、これは冒頭に申し上げました、バックアップとかいう言葉は皆さん大変よく知っておられるんですが、実際に稼働するようになっているかどうかは全く別であるということで、先生の御心配はもっともなことだと思います。

発言情報

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発言者: 吉村英祐

speaker_id: 493

日付: 2002-11-20

院: 参議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会