吉村英祐の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(吉村英祐君) 先生の御質問、十分理解しているかどうか分かりませんが、東京は、一極集中といいながら、いわゆる展都といいますか、埼玉であるとか千葉であるとかに機能を少しずつ分散していると思いますので、集中といいながら、現実には東京都というよりも東京圏に集中という方が正確だろうと思いますが、しかし機能としてはやはり東京が圧倒的に優位であります。特に情報発信とかそういう点ではもうほとんど東京ですので、本当に大事なものがまだ分散されていないという、また出しやすいものだけ出しているという感じが大阪から見ていてします。
一方、大阪はどうかといいますと、先生よく御存じのように、大阪、京都、神戸という三つがいい意味で張り合って、これが災害のときには、先ほど申しましたように、神戸新聞社と京都新聞社、同時被災することはなかったということですし、大阪ガスも大阪の中央指令所のバックアップセンターを京都に造ったりしております。神戸へも大阪からたくさんのボランティアが駆け付けた。歩いていける距離だったんですが、東京は余りにも大きいですから、例えば比較的被害の軽かった地域から東京の都心まで歩いていって帰れるのかとかいう、そういう別の心配もある。
要するに、大き過ぎるところに問題があるんですが、これをどうしたら集中を緩和できるかというのは、今の政治経済システムである限り変わらないですし、また、変わらないとしましたら、ここに書いてありますように、具体的にここでリスク軽減のための公共投資というのは、例えば大阪でもやられていますが、高速道路の橋脚に鉄板を巻くとかですが、一方で、一番重要な住宅ですね、個人の住宅、木造住宅の耐震性はほとんど向上していませんので、耐震診断なんかの費用は多少補助で出るようですが、改修には出ないと。皆さん、改修したいのはやまやまなんですが、数百万掛かるということでなかなか踏み切れない。
そうすると、私は政治の素人ですから分かりませんが、原資の貴重な予算の配分を何とか変えられないか。都市再生も本当はそういうのに使っていただけたらそれこそ本当の再生で、それが本当に都民といいますか一般国民の方々のためになるんではないかなと思っております。
以上です。