下地幹郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○下地委員 この言葉は非常に重い言葉ですから、しっかりとかみしめて、これからも大学院大学をやっていただきたい。
しかし、これはなかなかいろいろな問題があるんですよ。建設費だけで八百億かかる、そして運営費で年間二百億という予算がかかるというふうに言っておりますけれども。
この前、沖縄で工業専門学校をつくったんですけれども、工業専門学校をつくったときに、本来ならば、工業専門学校というのは全国から学生を集めるというふうなことになるんですけれども、百十六億の予算は全部沖縄振興策から出ているわけですよ。しかし、私は、この工業専門学校に関しては、学生の八割が沖縄の人から採用されるというから、まだこの百十六億を沖縄振興費から全部出しても効果があるかなというふうに思っておりますけれども。
沖縄の予算が三千百億円少々しかない、そのうちの公共工事が二千九百億円しかない、ソフトのお金というのは二百七十億円ぐらいしかないというふうなことを考えると、八百億だとか二百億だとかいうお金を振興開発費から出すと、これはなかなか、しかも、海外から来るし、学生は大半が沖縄の人じゃなくて、これはもう日本全体のと今大臣がおっしゃったようなことになると、これで八百億もお金がとられてしまうようなことがあったら、地域振興にかかるお金がなくなってしまう。
だから、この予算に関しては、高専みたいなことはせずに、これはオール日本だと言うんだったら、文部省からきちっとお金を出してもらう。それか、ふだんのものじゃなくて沖縄振興策でやるというならば、これにちゃんと見合った伸び率を、沖縄の振興にかかる今までのものから、大学院大学がプラスアルファといって中二階で伸び率を出してお金をとる、そういうふうにしないと、沖縄の北から南までの振興の予算がまたこれで削られてしまって、バランスのとれた開発というのがなかなかできなくなるというふうなことを僕は心配する一人です。
絶対にやらなければいけないというのと、この八百億の建設費と、毎年二百億ですよ、二百七十億しかない沖縄振興費で。これでさわられたらいけないというふうに思っているので、まず文部省から、あなた方、この予算に関してきちっと出して、沖縄振興費にだけは頼らないと。明確に。