日森文尋の発言 (議院運営委員会)
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○日森委員 社民党の日森文尋です。
私は、議員松浪健四郎君に対する議員辞職勧告決議案の本会議上程に賛成する意見表明を行います。
議員松浪健四郎君は、一九九七年から九八年にかけて、当時、暴力団員が会長をしていた土木建設会社に秘書給与二百七十万円を肩がわりさせ、これが政治献金に当たるにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載せず、規正法に違反する行為を行ったこと、また、当該暴力団員が指名手配中であるにもかかわらず大阪府警に捜査状況を照会するかのような行為を行ったこと、これら一連の行為は、松浪議員本人が認めるとおり、金の面倒を見てもらった見返りに暴力団関係者に便宜を図ったとされても、弁解の余地のない事実であります。
議員として、法違反を犯し、しかも、暴力団関係者と知り得た後も秘書給与の肩がわりを続けていた事実は、それだけでも国会議員としての資格を失する行為と言わなければなりません。さらに、本人が望んで弁明した政治倫理審査会においても、新たに暴力団関係者からの献金が明らかになるなど、虚偽の弁明をした事実も看過することはできません。
この件に関して、野党は、一致して、事の本質を明らかにするためにも予算委員会での参考人質疑を求めましたが、与党は、一貫してこれを拒否しました。問題をやみに葬り去ろうとする与党の姿勢は、政治と金の関係を透明化し、さらに、癒着の温床である企業・団体献金の禁止を求める国民の声に背を向けるものであります。
松浪議員の行為に対する国民、識者の意見の多くは極めて厳しいものであり、国会議員の身分が憲法によって手厚く保護されていることを考慮しても、松浪議員がもはや国会に籍を置くことは許されません。
松浪議員は、政治的良心に従い、みずからの判断で直ちに議員を辞職すべきであることを申し上げ、意見表明といたします。