日森文尋の発言 (議院運営委員会)

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○日森委員 私は、会期延長に反対をいたします。
 初めに、総理並びに与党は、一体なぜ、何のために会期を延長しなければならないのか、何よりも国民に対してわかりやすく説明すべきであります。
 与党は、野党に対して、二十九本の審議未了の法案が残っているとか、国際貢献が求められているのでイラク新法を成立させなければならないなどと理屈を述べていますが、これが会期延長の理由になるなどとは到底思われません。
 綿貫衆議院議長も、イラク復興支援特別措置法案が今なぜ必要なのか、政局とか党利党略とかと見られているのでは困るとおっしゃっているではありませんか。
 意味するところは明白です。すなわち、イラク新法には会期延長してまで成立させるという緊急性や必要性は全くないこと、会期を延長するというのは総裁選をにらんだ党利党略以外の何物でもないということです。
 二十九本の法案が審議未了だという理由も、笑止千万です。過去の通常国会においても、審議未了、廃案になった法案や継続審議になった法案は数え切れないくらいあるではありませんか。
 しかも、今回、法案が審議未了に立ち至ったのは、ひとえに、小泉総理や与党の国会運営の拙劣さ、まずさに起因していることを指摘しなければなりません。責任を持って対応すべき問題に全く対応せず、党利党略のためであれば必要のないことでも強引に進めるという小泉総理の独断的姿勢には、怒りを禁じ得ません。
 与党が必要だとしているイラク新法ですが、我が党はこの法案に反対の立場ですが、百歩譲って、いや、千歩譲ってこれが必要だと仮定しても、それを会期末に提出し、審議時間がないからといって会期を延長するというのは、勝手きわまりないやり方であり、許されていいはずがありません。
 会期は国会法で定められているのであって、延長しないことが国会の通常の姿であります。与党が会期延長を一方的に決めていいのであれば、国会法は必要ありません。特に、今回のイラク新法については、明らかに反対だという会派が存在しているのであります。
 総理は、米英軍の占領統治下にあるイラクに自衛隊を送り込んで、何をするおつもりですか。何をするのかも、何をやったらいいのかもわからず、法案だけを提出して対応は後で考える、こんなことがまかり通っていいはずがありません。
 一体、会期をごり押ししてまで延長する必要があるのか。与党の理屈づけには根本的な無理があります。断じて納得できません。
 以上、会期延長に反対する意見を申し上げ、私の反対討論といたします。

発言情報

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発言者: 日森文尋

speaker_id: 23404

日付: 2003-06-17

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会