西尾哲茂の発言 (経済産業委員会環境委員会連合審査会)
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○西尾政府参考人 有害な化学物質につきましての排出段階での規制ということのお尋ねでございます。
これは有害な化学物質が環境中に排出されることによる影響を防止するということでございますので、従来、大気汚染防止法や水質汚濁防止法におきましては、人の健康の保護や生活環境の保全ということで取り組んでおります。
その中には、例えば、大気に排出される物質のうち、オキシダントは植物にも影響があります。あるいは、水質のうち、シアンにつきましては、人体にも有害ではございますが非常に強い魚毒性がある。そういうことも織り込んで規制をしておるわけでございますが、ただ、先生御指摘のように、そういう生物生態毒性といったものを真正面からとらえてきたのかというと、必ずしもこれまでそういうようには言いがたいわけでございます。
今日、そういう広い視点にも立って考えていく必要があると思っておりますが、目下特に取り組みを急いでおりますのは、特に関係が深いのは、水生生物への影響でございます。
これにつきましては、現在、中央環境審議会に諮問いたしまして、公共用水域に存在する生態毒性を有する化学物質に対応するということで、水生生物保全の観点からの環境基準のあり方ということを審議していただいておりまして、専門委員会での検討、現在、専門委員会で報告書案をパブリックコメントに付するという段階まで参ってきております。
この答申が得られますれば、これに基づきまして環境基準等を設定する、そうなれば、次に、それに基づきまして排出基準等の環境管理をしていく、そういう段取りで進めていくことになろうかと思っております。
そのほか、土壌におきます生態影響、これも昨年の土壌法案のときからの宿題にもなっております。今後、各種の知見を集め、さらに検討を深めていくということで取り組んでまいりたいというふうに思っております。