堺屋太一の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○堺屋参考人 私が閣僚のころから、この件につきましては、半信半疑じゃなしに三信七疑じゃないかと言われていました。中には一信九疑だと言う人もおりまして、なかなか信じてもらえない。どうせできないだろうと思われた。これが一番の問題でございまして、半信半疑まで来ると一挙に国民的議論が舞い上がると思うんです。ところが、どうせできないだろうということがなかなか国民の議論を呼ばない。マスコミ各社などに聞きましても、一番言うのは、どうせできないんじゃないか、もう少しできるように議論が進めば私たちも特集番組をつくりますよ、特集記事を書きますよとおっしゃるんですが、今は、できないと思っているからできないんだ、こういうことなんだと思うんです。
 これは、私どものときに行いました金融改革でも、大銀行をつぶすなんということはどうせできないというので、ずっと記事に出なかった。ところが、いよいよ長銀、日債銀がつぶれるという直前になって、わっと新聞にも載ってまいりました。それが一つの問題で、この委員会で本当に議論を進めていただければ、それによってマスコミも大いに議論に参加してくることがあると思います。
 もう一つの問題は、やはり情報機関、情報発信の東京集中でございまして、東京の人に興味のあることを中心に書く。だから、福島県あるいは岐阜県では知られていても、東京発の全国番組には乗りにくい、これも大きな理由であろうかと思っております。
 この議論、知っている方、正確に、これは公共事業ではなしに国家を変革する重大な話だということを理解していただいている方には、皆さん、大変重要な仕事だとおっしゃっていただくんですが、多くの人は、ああ、公共事業ですね、また公共事業をふやすんですね、こういうような理解が行き届いているんですね。ここをぜひ、この委員会でさらに前進した方向をお出しいただくことで変わってくるものだと思っております。

発言情報

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発言者: 堺屋太一

speaker_id: 30364

日付: 2003-02-26

院: 衆議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会