堺屋太一の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○堺屋参考人 御指摘の点は、これまでの首都機能移転の中で、特に九五年以降の話として、首都機能移転は大規模でなきゃいけない、そうでなければ東京の過密防止に役立たないんだというような話がございまして、規模も土地も、そして人数もどんどんと大きくいたしました。その結果、十二兆とか十四兆とかいうような途方もない数字がぽんぽん飛び出してまいりました。当時、まだバブルのぬくもりがございまして、つくるのならいいものをというような考え方があったものですから、大変高価なことを言いました。
先ほどから私が申し上げておりますように、この事業は一兆五百億円程度の工事費でできる。土地買収一切含めて一兆五百億円。それに対しまして、国の財産が四兆七千億円プラス七千億円ございますので、この半分を売却し、半分は東京都の安全と発展のために尽くすといたしましても、国家収入に一兆三千億円の収入をもたらす。このことを国民に御理解いただければ、財政事情が厳しい中で数十兆円の需要を生み出し、なおかつ財政がプラスになるというのは、御理解いただければ、その面では必ず支持いただけると考えております。
だから、財政の点でこそ、これがいかに効果的かということをぜひ御理解いただきたいと思っております。