小泉純一郎の発言 (武力攻撃事態への対処に関する特別委員会)
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○小泉内閣総理大臣 まず、ただいま外務大臣が話されたように、昨年、北朝鮮と日本との間、あるいは金正日氏と私との間で交わされました日朝平壌宣言、これにのっとって日本と北朝鮮の国交正常化に向けた努力を行うということでありますが、その際、今玄葉議員御指摘の、現体制を壊さないとだめなのかという議論と、現体制のままで関係正常化を望むのかという議論は、今までたびたびいろいろな場面で議論されてきたところであります。
日本としては、現体制が一日も早く国際社会の責任ある一員になってもらいたい、そういう前提で交渉を進めております。これは、拉致の問題、核の問題、過去、現在、将来の問題、これを包括的に、総合的に解決して初めて日朝国交正常化は成るんだという、これが日朝平壌宣言でありますので、その方向でこれからの話し合いを進めていきたい。
だからこそ、イラクに対する対応と北朝鮮に対する対応は違うんだということを、私は各国首脳にも話しているところでございます。この問題につきましては、アメリカのブッシュ大統領を初め各国とも理解をし、支持を表明しております。
今後とも、私は、一日も早く現在の北朝鮮の指導者が国際社会から孤立せずに、日朝平壌宣言にのっとって多くの懸念を払拭する、そして、友好関係を各国と保持することが北朝鮮にとって最も利益になるんだということを粘り強く、日本のみならず関係諸国とともに働きかけていくことが重要だと思っております。