扇千景の発言 (本会議)
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○国務大臣(扇千景君) 栗原議員から御質問がございまして、総理からもお答えがございましたけれども、我が国の社会資本整備全体としては、栗原議員がおっしゃいましたように、一定の改善が図られておりますけれども、欧米に比して整備の歴史が極めて浅く、分野別、地域別に見ますと、依然として標準水準が立ちおくれていると言えると思います。
また、国際競争力を維持するとともに、現下の緊急課題でございます都市再生、環境、少子高齢化などの二十一世紀の課題に的確に対応することが必要でございますし、厳しい財政状況のもとで、これまで以上に重点化、効率化を図っていかなければ、社会資本整備を進めることができないと思います。
このため、昭和二十九年の道路整備五カ年計画策定以来続いてまいりました長期計画を五十年ぶりに抜本的に見直し、二十一世紀型に改革、事業分野別計画を一本化して、従来の事業分野の垣根を超えて重点化、集中化することによって計画を転換していきたいと考えたわけでございます。
その中で、事業間の連携を図りつつ、コストの縮減あるいは事業のスピードアップを推進することとしておりますが、これに伴って、これまでの計画の法体系を見直して、緊急措置法は原則廃止し、一本化した計画の根拠法として社会資本整備重点計画法を提出させていただいたわけでございます。
また、今後は、地方みずからの知恵と工夫で、個性を生かしながら自立的な取り組みを進められますよう、政策の基本を個性ある地域の発展に転換していくことが必要であり、全国一律の画一的な施設整備の規格・基準をローカルルール方式に転換するなどの方向で、さまざまな改革をさせていただきたいと思います。(拍手)
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